滋賀から北アルプス:双六岳-槍ヶ岳【西鎌尾根】

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西鎌尾根からのぞむ槍ヶ岳 (樅沢岳より) R6 10月10日ごろ

2024年10月の双六岳と槍ヶ岳を結ぶ西鎌尾根。
北アルプスの王道ルートの一つを踏破しましたので、その景色を共有します。

2025年は大阪万博の影響で夜行バスが軒並み減っているようです。
やはり車は持つべきなのですかね、、、

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登山ルートとスケジュール

今回の登山ルートは、それなりに体力と経験が必要なルートになります。筆者も。しっかりとした登山装備と計画をして入山するようにしています。

今回は妻と二人での工程であり、yamapでのペース率は90~80%くらいとなっています。

前 泊:(19:30 草津 ~ 平湯IC ~ 24:00 新穂高第3駐車場(無料))
・新穂高ロープウェイには無料駐車場がいくつかありますが、第3駐車場が最も登山道に近い無料駐車場になります。

1日目:(6:00 新穂高ロープウェイ第三駐車場 ~ 15:30 双六小屋)

2日目:(4:30 双六小屋 ~ 双六岳 ~ 槍ヶ岳山荘)

3日目:(7:00 槍ヶ岳 ~ 16:00 新穂高ロープウェイ) 

双六岳・樅沢岳・左俣岳・槍ヶ岳 / しのさんの双六岳槍ヶ岳樅沢岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

1日目(新穂駅~双六小屋)

一日目。朝はどんより曇りですが、元気よく出発です。

まずは、鏡平山荘を目指して進んでいきます。

ワサビ平登山道入り口から入山し、まずはワサビ平小屋までちょこちょこ進んでいきます。この日は野菜は浮かんでませんでした。残念🙄 

小池新道登山口を通り抜け、秩父沢で休憩を取ります。秩父沢付近は、イタドリ群生地などもあります。

秩父沢で休憩をとった後はいよいよ鏡平山荘が見えてきますのでどんどこ登ります。

鏡平池では、池に移る逆さ槍を見ることができますが、この日は波紋の影響で綺麗に映りませんでした😢


代わりにオコジョの子供を見ることができました。ひょこひょこと素早くて出てきたかと思うとどっか行ってました。

ここからはいよいよ双六小屋を目指して進んでいきます。弓折乗越を経由して進みますが、絶景のせいで足が止まってしまいます。

絶景を楽しみながら進んでいると、急に双六岳が現れます。
そして双六岳と樅沢岳の合間に守られた双六小屋を見つけることができます☺

双六小屋は非常にきれいで、妻もまた泊まりたい!と喜んでくれました。
夕飯もおいしく部屋、シンク、トイレも綺麗✨

夜は残念ながら曇っていたので、おとなしく早く寝ました。
明日の行程は双六~槍の西鎌尾根ですので。

2日目(天空の滑走路, 西鎌尾根)

朝4時半に小屋を出発し、双六岳を目指します。
小屋を出てすぐ、登りにとりついたとき、夜空が満天の星空であることに気づき感動を覚えました。

妻も、この時の星空は今までのどの星空よりも綺麗だったと。たしかに、ここは北アルプスの奥地で市街地の光も空気の淀みもなく、とても綺麗に星が見えたのだと思います。

とことこ登っていると、ひらけたところに出てきます。これがかの有名な天空の滑走路か、、、


双六岳の行程は死ぬまでにもう一度行きたいと思っています。次は三俣山荘側に抜けるルートで行けたらいいなあ。

滑走路の端っこでは子ライチョウの群れがちょこちょこ走っていて、母ライチョウが飛び立つのを合図に、みなどこかへ飛んで行ってしまいました。

双六小屋に戻ると朝ごはんを用意してくれていました。
双六小屋は朝に山頂アタックする人向けに、朝ごはんは8時まで置いていてくれます。うれしい。

西鎌尾根に向けて出発。
まずは樅沢だけまでゆっくり登ります。

樅沢だけから見える西鎌尾根。
太陽に照らされて、最高のコントラストを見せてくれました。

西鎌の尾根歩きは最高に気持ちいいです。しかし妻はだんだん体力の限界が見えてきたようで、のろのろになってしまいました。

到着時刻は十分に余裕を持っていたので、休憩を多めに取りながら少しづつ進みます。

同行者の体力が自分よりも少ない場合は、自分の力を5割くらいにしておけば、同行者も7割程度の力で登山できて快適になるかと思いました。

槍ヶ岳山荘で頼んだおでん。意外とたくさん入っており、最高においしかったです。

山頂ではブロッケン現象が見られた。

3日目(飛騨沢~槍平小屋)

10月ともなると、朝は非常に寒く地面は軒並み凍っていました。
この時期、朝日が昇る前から槍に登るのは手がかじかんで怖そうです。

最終日は新穂高ロープウェイ駅に向けて、飛騨沢から下山しました。

槍平小屋までは永遠と下り続けます。

妻もこの頃にはすでに虫の息になり、時刻も16時を回っていました。怪我さえしなければ、時間はかかれど安全に下山することができるのだと、妻を励ましながらなんとか17時前に下山。

下山時は一番怪我が多く、また躓いた際は大事故にもつながる状況です。最後こそ、ゆっくりと焦らず無理をさせず、安全第一で進むことが大事だと思っています。

おまけ

新穂高ロープウェイには、豊かな源泉をいかした素敵な温泉がたくさんあります。

中崎温泉

私も何度か利用していますが、湯の花が舞う源泉かけ流しの温泉です。湧き出た温泉は枝垂れを通って冷まされ、そのまま露天風呂の湯舟にそそがれます。

ひがくの湯と登山食堂

付近では一番人気なのでしょうか。グーグル評価も高く、ご飯の写真も温泉の写真も確かにいい感じです!平日の込んでない日であれば、私もいつか行ってみようかと思っています。

今回も最後まで見ていただきありがとうございました!
ほなまた!

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