【冬の旭岳観光】所要時間や服装は?

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こんにちは。

今回は11月の北海道旅行中に行った、旭岳についてご紹介します。

年に数回登山をしており雪山登山も経験しているのですが、今回は観光目的だったためロープウェーで姿見駅まで行き、散策路を歩くことを楽しみました。

旅行中に観光目的で旭岳に行く方は、どのような服装がよいのか悩むのではないでしょうか。

実際に観光した際の服装や、あったら良いものについてもお伝えしますので、参考になれば幸いです。

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大雪山 旭岳について

大雪山は2,291mの旭岳を最高峰に50kmにわたって連なる2,000m級の山々の総称であり、総面積は日本一です。

6月上旬頃~8月中旬頃までは高山植物の見頃であり、キバナシャクナゲやエゾツガザクラ、チングルマなどが咲き乱れます。

8月末~10月頃いは紅葉が美しく、9月下旬には初雪がみられます。

積雪期にはスキーや雪遊び、スノーシューでの散策を楽しむことができ、噴気孔の近くにも行くことができます。

このように、旭岳には一年を通して様々な楽しみ方があります。

大雪山 旭岳ロープウェーへのアクセス

【車をご利用の場合】

札幌駅から約3時間、旭川駅から約1時間となっています。

駐車場は普通車150台とバス等10台あり、普通車は500円/日です。

11月~5月は無料で利用できます。

ちなみに駐車場はこのような雰囲気です。(引きの写真がなくわかりづらくて申し訳ありません)

11月上旬朝10時頃(左)14時頃(右)の付近の道路はこのような感じでした。

この時期のレンタカーはスタッドレスタイヤの4WGなので問題ありませんでした。

厳冬期に行かれる際は、周辺の道路状況などをよく情報収集してから訪れるようにしましょう。

【バスをご利用の場合】

旭川電気軌道バスの66番旭川空港経由旭岳線を利用すると、旭川駅から約1時間45分、旭川空港から約1時間で旭岳ロープウェーの駐車場に到着します。

この66番は旭岳駅を含めて26駅のバス停を経由しており、様々な場所から乗降車が可能となります。

本数は行き帰りそれぞれ1日4本です。(2025年11月時点)

↓詳しい停車駅や時刻表、料金などは以下のホームページに記載されています。

https://www.asahikawa-denkikidou.jp/asahidaek_line

旭岳駅はロープウェーの目の前です。

冬の旭岳観光 服装について

実際の服装について

旭岳以外は市街地を観光することや、旭岳も散策路を歩く程度の予定であったため、私服ベースで行くのか登山用の装備で行くのかを迷いました。

悪天候の場合は旭岳はあきらめる予定でしたので、結果私服ベースで行くことにしました。

【当日の服装】

上:ヒートテック極暖+厚手のニット+ダウンジャケット(アウトドア用ではないもの)

下:ジーンズ+防水のスキーウェア

小物:マフラー、防水手袋、ニット帽

シューズ:ふつうのブーツ(散策時はレンタルの長靴)

結論から言うと、この装備で問題なく観光できました。

失敗したなと思ったのは靴下です。

何も考えずに薄手の靴下を履いてしまっていたので、足の裏が冷えまくりました。

歩いていると段々暖かくなってきましたが、靴下は厚手のものを持参するべきでしたね。

あとはカイロや耳当てがあればより安心ですね。

とにかく足元は雪が入ってくると地獄なので、防水のボトムス+厚手の靴下を推奨します。

↓実際に使用した防水のスキーウェアはこちら

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↓厚手の靴下は登山時にも使えるこちらがおすすめ(ライトブラウンとグレーを使ってます!)

また、今回は長靴をレンタルしましたが、トレッキングシューズなどで行かれる方はスパッツを持参されることをおすすめします。

スパッツとは、雨や雪などが靴に侵入することを防ぐ役割を持っており、私は雪山登山や雨の登山で何度か使用しました。

私が使用しているものはこちらです。

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ちなみに、私が観光に行った際には同じように上ダウン下防水のスキーウェアの服装の方はおらず、暖かめの私服の方がほとんどでした。

中にはスカートにタイツで雪山を歩く強者もいましたが、危険なのでしっかり防寒対策をするべきだと思います。

レンタル品について

もともとスノーシューが必要だと思っていたため、旭岳ビジターセンターで長靴・ストック・スノーシューをレンタルする予定でした。

ロープウェー駅のスタッフによると今の積雪状況だとスノーシューは不要で長靴で十分だとのことでしたので、ロープウェー終点の姿見駅で無料レンタルできる長靴を利用することにしました。

この長靴の場所がとても分かりづらく、レンタルについて大々的に掲示されているわけでもないので、私たち以外は誰も利用していませんでした。

おそらくその時におられた皆さん存在すら知らなかったのではないでしょうか。

そしてそのわかりづらい場所の写真を撮り忘れるという失態。

ロープウェーのスタッフの方に聞けば教えて下さるので、ぜひ聞いてみてください。

ちなみに姿見駅でレンタルできるものは有料無料にかかわらず長靴のみです。

旭岳ビジターセンターでは長靴やストック、スノーシュー、雪遊び道具などが500円~1,000円程度でそれぞれレンタル可能なので、必要な方はこちらを利用されることをお勧めします。

レンタル | 旭岳ビジターセンター

冬の旭岳観光 所要時間について

冬の旭岳ではロープウェー姿見駅⇔姿見の池⇔夫婦池を結ぶ散策路を歩くことができます。

旭岳頂上や裾合平方面には雪山登山装備が必要なため、観光のみの方は侵入禁止となっています。

散策路は1周約1.7kmで所要時間は約1時間です。(季節により変動あり)

姿見駅から姿見の池まで約20分、姿見の池から夫婦池まで約25分、夫婦池から姿見駅まで約15分となっています。

↓旭岳ロープウェー駅の壁にある地図の拡大写真です。

私たちは夫婦池にはいかず、姿見駅と姿見の池を往復しました。

それでは実際のタイムスケジュールをまとめましたのでご覧ください。

※写真撮影などを行いながらゆっくり歩いたときのスケジュールです。

  • 10:30
    旭岳ロープウェー駐車場着

    お天気はいまいち、、、

  • 11:00
    ロープウェー乗車(所要時間10分)
    運行間隔は6/1~10/20は15分間隔、10/21~5/31は20分間隔
    ※2025年11月現在の情報

    ↓この後雪で真っ白になり何も見えなくなりました。

  • 11:10
    ロープウェー姿見駅到着

    お手洗いとちょっとした休憩所があります。
    地元のじゃがいもと豚を使用した手作りコロッケや、旭岳源水で淹れたコーヒーが販売されているようですが、私が行ったときは閉まっていました。

  • 11:20
    長靴をレンタルして散策路へ出発

    踏み跡がない場所を歩いてしまうと膝下くらいまですっぽり雪に埋もれました。防水スキーウェアでよかった!
    前が見えない状態なら引き返そうかと考えましたが、幸い雪はやんだので視界は良好でした。お天気は回復せず。

  • 11:50
    姿見の池

    池は凍って雪と一体化してました!看板の奥が池なのでしょう。

  • 11:55
    噴気孔(折り返し地点)

    近くまで行けるのは積雪期のみとのこと。
    2か所からモクモクと出ているところがはっきり見えました。すごい。

  • 12:30
    ロープウェー姿見駅近くで写真撮影

    もう少しでロープウェー姿見駅というところで晴れ間が、、!
    少しでも青空をバックに旭岳が見たくなり、ここから写真撮影をしながら粘りました。

    旭岳はなかなか雲が捌けなかったのですが、他の方角は青空バックの美しい雪山が見えました!

    街の景色も見えました~!

  • 13:00
    ロープウェー乗車(所要時間10分)

    青空と雪の綺麗な風景を見ることができ大満足で帰ります。

  • 13:10
    ロープウェー下車

    駐車場に戻ってきたときにはこの青空。
    この日は一日曇りや雨・雪の予報でしたが、天気はわからないものですね。

冬の旭岳観光 お食事・お土産について

ロープウェーの山麓駅には下車してすぐの場所に食堂があり、カレーやラーメンがありました。

煮込みホルモンのラーメンが人気メニューのようです。

私たちは予定があったため立ち寄りませんでしたが、同じロープウェーに乗車していた方々のほとんどが食堂に吸い込まれていきました。

お土産売り場にはお菓子やお酒、ステッカー、ピンバッジ、手ぬぐい、Tシャツなど様々なグッズが売られていました。

軽食も売っており、手作りコロッケが絶品でした!(写真撮り忘れ)

お土産には登山時に必ず購入しているピンバッジと手ぬぐい、ステッカーを購入しました。

どれも種類が豊富で選ぶのが楽しかったです!

↓2段目右端に仲間入りです。

冬の旭岳観光 まとめ

  • 服装は厚手のインナー+防水・防風のアウターがおすすめ
  • 小物は厚手の靴下+マフラーorネックウォーマー+防水手袋
  • ニット帽、耳当て、カイロがあるとなおよし
  • 靴は現地で長靴レンタルor防水のトレッキングシューズ+スパッツ
  • スノーシューやストックのレンタルをしたい場合は旭岳ビジターセンターへ
    (ロープウェー駅近くの別の場所にあります)
  • 散策路は1周約1時間だが、積雪期は1時間半ほどかかる可能性あり
    写真撮影などをしながらだと散策路での滞在時間は2時間程度見積もっておくとよい
  • 天候不良時は無理をしない

この記事を参考に、ぜひ安全第一で美しい旭岳観光をお楽しみください。

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