「登山を始めたいけれど、何から準備すればいいの?」「どんな装備が必要なの?」
そんな疑問を感じている初心者さんに向けて、登山の基礎知識をわかりやすくまとめました。
登山は、正しい知識と準備さえあれば初心者でも安全に楽しめるアクティビティです。
この記事では、登山の魅力から基本の装備、安全対策まで、登山デビュー前に知っておくべきポイントを紹介します。
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登山の魅力とは
自然の中で心も身体もリフレッシュできる
登山は、日常から離れ、森の匂いや風、鳥の声を全身で感じながら歩くことで、気分がリフレッシュします。
普段見ることのない自然の景色はずっと見ていられるくらい最高です。

↑初めての登山 秋の立山
達成感を味わえる
頂上に立った瞬間の爽快感は格別。「自分の足で登った」という実感が自信にもつながります。
頂上で食べるごはんは何倍も美味しく感じます!

↑夏の終わりに登頂した槍ヶ岳山頂
健康的な趣味として長く続けられる
運動不足解消にも効果的です。
年齢を問わず楽しめるため、夫婦でも家族でも長く続けられる趣味です。
年を重ねても趣味として楽しむことができ、健康にも良いので一石二鳥ですね!

↑蝶ヶ岳から見た穂高連峰と雷鳥
初心者がまず押さえるべき登山の基本
無理のない山・コースを選ぶ
いきなり難しい山に挑戦すると危険ですので、難易度の低い山から挑戦しましょう。
- 標高1000m前後の低山
- 整備された登山道
- コースタイムが短め(往復3〜4時間)
- 危険箇所が少ない山
私のデビュー戦は立山でしたが、本来上記のような低山で練習をしてから行くべきでした。
難易度の高い山の登山経験がある同行者がおりましたのでなんとかなりましたが、みなさんは真似しないようにしましょう。
天気の確認は必須
登山にとって天気は命に関わる重要なポイントです。
山の天気を調べる際はてんきとくらすというサイトがおすすめです。
その山の標高別の登山指数を天候や風速、気温を参考にA、B、Cの3段階で予報が出ます。
A:登山に適しています
B: 風または雨が強く、やや登山に適していません
C:風または雨が強く、登山に適していません
初心者の方は可能な限りAの日を狙って行きましょう。
時間帯によって多少Bが入るのは問題ないと思いますが、1日予報でCの日は登山を中止することをお考え下さい。
山の天気は変わりやすいので、登山途中で天候が悪化する場合もあります。
引き返す決断をすることも登山をする上では大事なポイントです。
ルートと時間を事前に把握しておく
登山マップアプリ(YAMAPがおすすめ)でコースタイム、危険箇所、地形を事前に確認しましょう。
YouTubeや個人ブログなどで調べるのもおすすめですね。
「どれくらいで登って帰ってこられるのか」を把握するだけで安全性がぐっと上がります。
最低限知っておく登山のルール
登山者に会ったら挨拶をしましょう
あいさつは社会人の基本、と言われますが、登山でのあいさつには大事な意味があります。
遭難事故が発生した場合、すれ違った場所や話した内容が捜索活動の手助けになる場合があります。
また、あいさつに加えて少しコミュニケーションをとることで、登山者同士で危険箇所の共有ができ安全確保につながります。
「この先で雷鳥みかけましたよ!」なんて嬉しい情報をゲットできることもありますよ~
ゴミは絶対に持ち帰る
山にゴミ箱はありません。
小さなゴミでも必ず持ち帰るのが登山者としての基本です。
登山道から外れない(植生を守る)
登山道の周囲には植生が広がっています。
道を外れて歩くと植物を踏んでしまい、生態系を壊す原因に。
もちろん、植物の採取もやめましょう。
追い越し・すれ違いはゆずり合いを
●すれ違いは基本登り優先
一般的に登山道ですれ違う場合は登りが優先とされています。
しかし、登る人によっては「下山者が待っているとプレッシャーになるから先に下りてほしい」、「疲れているから譲っている間ちょうどいい休憩になる」と考える人もいます。
基本は登り優先ということを念頭においた上で、コミュニケーションをとりながら状況に応じた対応をしましょう。
●譲る際は山側で待機
譲る際は滑落防止のため谷側ではなく山側で待機をしましょう。
谷側に安全が確保できる十分なスペースがある場合はそちらでも大丈夫です。
●追い越し
追い越す側から声をかけるのは少し勇気が必要ですよね。
自分たちの後ろからペースの早い登山者が来たときには、追い越しスペースが確保できる場所で道を譲りましょう。
落石について
落石はたとえ小さな石でも当たり所や落下速度によっては大きな怪我につながります。
登山道を歩く際は、自分の安全のため、他の登山者の安全のためにも歩き方や浮き石(固定されていない不安定な石)には十分に注意をしましょう。
万が一落石を起こしてしまった場合は、「らーく!」「落石!」などの言葉で大きな声で下にいる登山者に注意喚起をしましょう。
ちなみに私は落石にあたったことがあります。(足に青あざができる程度で済みました)
直前でバウンドが変わったりと予想外の方向に飛んでくるので、よけるのはなかなか難しいです。
初心者が揃えるべき基本装備
登山は装備がとても大切です。最低限、以下の装備を準備しましょう。
必須ギア一覧
● 登山靴
最も大事な装備です。足首を守り、滑りにくいソールが必須。
初心者は店頭でフィッティングして選びましょう。
● リュック(20〜30L)
日帰り登山ならこのサイズが最適です。
肩の負担が軽減のため、ウエストベルトがあるものをお勧めします。
付属品としてスマホポーチをつけると地図の確認をしやすいので便利です。私も使用しています。
● レインウェア
晴れていても必ず持参しましょう。突然の雨・風から身体を守ります。
● 防寒着
山頂は麓より気温が5〜10℃低いこともあります。
風を遮るものがないと、気温以上に寒く感じることもあるでしょう。
薄手のフリースなどを1枚入れておきましょう。
● 飲み物・行動食
水分補給とエネルギーチャージは必須です。水は最低1L、夏は1.5〜2Lがおすすめ。
行動食はゼリー類(inゼリーなど)やカロリーメイト、あめ、チョコレートなどを持参することが多いです。手が汚れていることが多いので、個包装のものがおすすめです!
汗かきな方は塩分チャージも忘れずに。
● 地図アプリ(オフラインで使えるもの)
電波がなくても使えるよう、事前に地図をダウンロードしておきましょう。
YAMAPが使いやすくておすすめです!
無料版でも十分使うことができますが、有料版だと到着予想が出たり地図のダウンロードが無制限になります。(年間4,800円)
私たちは夫が有料版を使用して地図のダウンロードや行動計画を作成し、妻は無料版で登山の活動記録をつけています。
これから登山を本格的に始めるのであれば、有料版を使う価値はあると思います。
登山装備レンタルについて
登山装備は1つ1つが高価なものが多く、ザック、登山靴、防寒着、レインウェアなどをすべて揃えるとなると、5~10万は最低でもかかるでしょう。
良いものを購入すれば長く使えるとはいえ、初心者にはなかなか痛い出費です。
本格的に登山をするかはわからないけど1度行ってみたいな、という方はレンタルの活用もご検討ください。
私はレンタルを実際に利用したことがないので、残念ながら各サイトを使用した感想などをお伝えすることができませんが、全国発送可能な有名どころのサイトを貼っておきますので参考にしてください。
やまどうぐレンタル屋
前日までキャンセル無料。10,000円以上で送料無料。
レンタル料が安く、取り扱いブランドも豊富。破損保障なし。
そらのした
3日前までキャンセル無料。送料無料のサービスはなし。
破損保障(有料)に入れば破損しても弁償なし。
KOBE OUTDOOR
実店舗なし。送料無料。キャンセルは発送前までなら無料。
まとめ|まずは“安全に歩ける山”からスタートしよう
登山は敷居が高く見えるかもしれませんが、「無理のない山選び」「基本装備」「事前準備」
この3つを押さえるだけで安全性は大きく高まります。
登山を始める前は「しんどい思いをして山を登って何が楽しいんだろう」と思っていましたが、そんな私が今では綺麗な景色を見に登山に行きたいと思うようになり、槍ヶ岳にも挑戦するような山好きとなりました。
自然が好きな初心者さんにも、昔の私のように登山の何がいいんだ?と考えている方にも、登山への挑戦のきっかけになればうれしいです。
最後にもう一度。登山には色んな魅力がありますが、準備や装備を怠れば危険を伴います。
どれだけ体力に自信があっても、体が強くても、軽装備での登山はおやめください。
みなさまが楽しく安全に登山できることを祈っております。
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